備えて安心!!ヘルペスの早期治療・回復に役立つ3つの常備薬

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ヘルペス

口唇ヘルペスや性器ヘルペス(GH)などの単純へルペスを患っている方にとって

一日でも早く治したい!!と思うのは共通の願いかも知れません。

これらの単純ヘルペスはウイルス由来の症状だけあって

一般的に使われる薬では治療効果が殆ど無く

誤った治療法で症状が長期化してしまう事も珍しくありません。

単純ヘルペスを発症または再発させてしまった場合

病院で診察を受け、処方薬で治療するのが一般的ですが

個人差はあるものの、患部にぴりぴり・ちくちく・ムズムズといった

前触れを感じてから、早ければ数時間ほどで

単純ヘルペス特有の小さな水疱が次々と現われます。

ヘルペスとの付き合いが長く、再発を何度も経験している方ほど感じることですが

この病院で診察を受け、薬を処方してもらう短い間でも確実に症状は進行し

早期治療が早期回復に繋がるヘルペス治療においては

逆に治療の足枷になっている様な印象を受けます。

もちろん、診察を受けることで安心感はありますし

自己診断での誤診も防げますが

ほぼ確実にヘルペスの再発だと分かっている場合では

可能な限り早く治療を始めたほうが現実的と言えます。

単純ヘルペスは前触れ段階で適切に治療すると

完治後も傷跡が残りやすい水疱の発生までには至らず

外見に影響を及ぼす前に沈静化させる事も可能です。

前置きが長くなりましたが、今回は早期の治療と回復を目的として

単純ヘルペスの発症や再発時に、常備薬としてすぐに使える

抗ウイルス薬や消毒薬を幾つか紹介してみます。

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ヘルペス内服薬『バルトレックス(Valtrex)』

ヘルペス内服薬バルトレックス(valtrex)

 

単純ヘルペスの治療に用いられる内服薬(飲み薬)として

現在主流となっているのが第2世代抗ウイルス薬のバルトレックスです。

病院で診察を受けると、軽症ならば外用薬(塗り薬)

重症ならば、バルトレックスなどの内服薬というパターンが多く

日本国内では上限5日分の処方薬としてしか入手できません。

バルトレックスは一日2回の用法で、今までの抗ウイルス薬よりも少量で済み

内服薬なので口唇ヘルペスはもちろん、性器ヘルペスの治療にも使用できます

また、治療だけでななく単純ヘルペスの予防にも効果を発揮し

水疱などの症状が出ていなくても、前触れの段階で服用する使い方が出来ます。

効果の高さと使い勝手の良さから、国内でも利用している方の多い薬ですが

国内では正規に入手できないため、大半の方は業者を通じて

海外から並行輸入された同成分の薬を使用しているようです。


バルトレックス(Valtrex)1000mg

ヘルペス外用薬『アラセナS』

アラセナSとアラセナSクリーム

 

症状が軽く、口唇ヘルペスのみの治療や予防を目的とするなら

薬局で購入できるアラセナSクリームなどのヘルペス外用薬が手軽です。

通常は水疱などの症状が出た際に患部に塗布して使用しますが

こちらも内服薬のバルトレックスと同様に

ぴりぴり・ちくちく・ムズムズといった前触れ段階で使用すると

症状を最小限に抑えることができ、治療だけでなく予防にも効果があります。

薬局で買える外用のヘルペス市販薬には

他にもアクチビア軟膏・ヘルペシアクリーム・ヘルペエースなどが

ありますが、軟膏タイプは塗布後に白残りするので使い勝手がよくありません

また、アラセナSクリームとアラセナS軟膏の主成分である

ビダラビンは他3種の主成分であるアシクロビルよりも

少量で効果を発揮するので、塗り直しの手間も省けます。

アラセナSを含むヘルペス市販薬は第一類医薬品に属し

薬局で購入する為には薬剤師からの質問に正しく答える必要があります

面倒だと感じる方や自信のない方は楽天やYAHOOショッピングなどの

WEB通販を利用した方が簡単かも知れません。

通販の手順はコレでOK!!アラセナS・アクチビア軟膏の買い方
第一類医薬品のヘルペス市販薬「アラセナS」「アクチビア軟膏」などをネット通販で買う方法について 実際の手順を元に解説しています。

因みにこれらのヘルペス市販薬は全て

口唇へルペスの再発の場合のみに使用が制限されています。

使用上の注意に口周辺以外の粘膜部分へは使用しないで下さいと記載があるので

性器ヘルペス、特に性器の粘膜部分には使用しないほうが良いです

性器ヘルペスの常備薬には素直に前述のバルトレックスを使いましょう。

ヘルペス外傷薬・消毒薬『イソジンきず薬』

イソジン・ポビドンヨードの外傷薬

 

最後に常備薬として紹介するのが

ヘルペスウイルスを殺菌可能な外傷薬・消毒薬です。

前述のバルトレックスやアラセナSに含まれている抗ウイルス成分は

ヘルペスウイルスを増殖させない効果はあっても

既に増えてしまったウイルスを殺すような効果はなく

ヘルペスウイルスを殺菌・消毒するには、ポビドンヨードを主成分とする

イソジンやエタノールなどの中水準消毒薬が必要となります。

とはいえ、イソジンやエタノールは皮下に浸透して

効果を発揮するわけではないので、ヘルペス発症の初期段階や

破れていない水疱に塗布しても、殺菌効果は殆ど見込めませんが

不幸にも症状が進んでしまい、増殖したヘルペスウイルスが多く含まれている

水疱が破れてしまったり、患部が崩れてしまった場合に使用します。

イソジンもエタノールもヘルペスウイルス専用に作られた物ではないので

過信は禁物ですが、患部を殺菌・消毒することにより

口周辺や性器、角膜など自身の他の部位や

他者への二次感染を減らす効果が期待できます。

イソジンにはうがい薬の他に液状タイプと軟膏タイプの外傷薬があり

きず薬としても販売されています

塗ると患部が茶褐色になり、時間経過と共に色が薄くなりますが

色の濃さで塗り直しのタイミングが分かるようになっています。

また、水洗いで簡単に落ちるとはいえ、イソジンは色移りしやすいので

衣類に覆われる部分に使用する場合は無色の医療用エタノールを使うか

イソジン塗布後に少し時間をおいてから拭き取った方が良いでしょう

イソジンは塗布直後が最も殺菌効果が高いので

塗り続けずに拭き取ったとしても問題はありません。

まとめ

単純ヘルペスを未然に防ぐには、今回紹介した

バルトレックスやアラセナSを症状が出る前に使用するのが鉄則です

風邪をひいてしまったり、紫外線を浴び過ぎたり、疲労が溜まっていたりして

患部になんとなく違和感があった場合は躊躇無く使いましょう

タイミングが良ければ、水疱を殆ど作らせずに

単純ヘルペスの発症を押さえ込むことが出来ます。

今回紹介した3つの薬を常備しておけば、前触れを含む初期段階から

水疱が破れてしまうまでの最終段階まで、大半の症状に対応できますが

加えて傷口保護用にコンピードヘルペスパッチがあれば万全でしょうか。

傷を隠して治りも早い!!コンピードヘルペス用パッチの使い方
Compeed Cold Sore Patch(コンピード コールド ソー パッチ)はヘルペスによる傷を保護しつつパッチの上からでも日焼け止めや口紅などの化粧品・メイク用品が使えます。傷を治療しながら目立たない様に隠す事ができ、キズパワーパッドの湿潤治療と同様に成分のハイドロコロイド075がアクシロビル5%クリームに匹敵する治療効果を発揮します。

因みに治療のどの段階でもマメに手洗いをする習慣をつけましょう

特に治療で患部に触れた後は必須で

手を洗うだけの単純な行為ですが

それだけで二次感染リスクを大幅に軽減できます。

普通の石鹸でも十分ですが、ウイルス殺菌効果のある

薬用ハンドソープの方が安心感があるでしょうか。

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