冷たい風に御用心!!冬でもヘルペス予防が欠かせない理由

口唇ヘルペス
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ヘルペス

口唇ヘルペスは疲労・ストレス・風邪などによる免疫力の低下によって発症します

他にも強い紫外線が引き金になることが知られていて

紫外線量の多い夏場は口唇ヘルペスが最も発症しやすい季節と言えます。

それ以外の季節、特に冬は口唇ヘルペスのオフシーズンと思われがちですが

実は冷たい風、俗に言う寒風も口唇ヘルペスの原因になるのです。

冬場の身を切るような寒風は嫌でもヘルペスへの悪影響を連想させますが

具体的に冷たい風の何が影響して、口唇ヘルペスの発症を促しているのでしょうか?

今回は冬でも口唇ヘルペスに注意が必要な理由とその予防法についてまとめてみます。

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冷たい風が口唇ヘルペスの原因になる理由

冷たい風

さて、冬場の冷たい風の悪影響についてですが

温度と湿度、この両方が唇や肌に作用しています。

良く知られていますが、一般的に冬の空気は飽和水蒸気量の関係で

温度と共に湿度も低下し、大変乾燥した状態になります

その乾燥した風が、唇や肌に吹き付けることにより

健康な肌から潤いを奪っていきます

また、冬場は低温で血流が悪くなり肌自体の代謝も低下しているため

汗や皮脂などの潤い成分の分泌が減り

ますます肌の乾燥に拍車を掛けることになります。

肌が乾燥すると、紫外線を含む外部刺激から皮膚を守るバリア機能が著しく低下

花粉・細菌・ウイルスから炎症やアレルギーなどの肌ダメージを受けやすくなります

単純ヘルペスウイルスが原因の口唇ヘルペスも例外ではなく

バリア機能の低下による皮膚からの感染はもちろん

紫外線による再発リスクも高まってしまう事になるのです。

特に注意したい唇の乾燥

乾燥

普通の肌の場合なら、乾燥してもそれ程深刻な状態にはならず

保湿などのケアをすれば十分健康を保つことが出来ます

ですが、口唇ヘルペスの震源地とも言える唇は一筋縄ではいきません。

唇は普通の皮膚と比べて角質層が薄く

潤いを保つ上で重要な皮脂腺や汗腺がありません

非常にデリケートな部分で、乾燥によるひび割れなどから雑菌が入りやすく

口唇ヘルペスに似た症状と言われる口角炎や口唇炎にも注意が必要です。

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また、唇はメラニンの量が少なく紫外線に対しての備えも不十分です

紫外線は口唇ヘルペスの大敵ですから

唇のUVケアは最も重視しなけらばならない要素です。

因みに唇が乾燥すると思わず舐めてしまいますが

唾液が蒸発する際に、より多くの水分を奪い

余計に唇を乾燥させてしまうそうです

他にも、口呼吸が唇の乾燥を招くそうなので

習慣になっている方は注意したほうが良いでしょう。

油断できない冬の紫外線について

口唇ヘルペスの紫外線対策

肌や唇が乾燥するこによる、口唇ヘルペスの感染リスクよりも

紫外線の影響による再発が気になる方も多いのではないでしょうか?

冬の紫外線にも油断は禁物で条件次第では真夏の紫外線量と肩を並べます

冬の澄んだ大気は塵や不純物が少なく、夏場に届かなかった散乱光が

直接光にプラスされて降り注ぎます。

また、積雪のある地域では雪で80%の紫外線が反射され

直接光の1.8倍の紫外線を浴びてしまうこともあります

夏に比べて冬の紫外線量が少ないのは確かですが

これらの条件が整ってしまうと真夏の紫外線と大差が無くなり

スキー場や登山に行く場合はもちろんですが

積雪があり尚且つ晴天の場合も、夏同様のUVケアが必要になります。

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冬の口唇ヘルペス3つの予防法

冬場の冷たい風と口唇ヘルペスの因果関係についてお伝えしてきましたが

ここからは口唇ヘルペスの予防法として

唇の乾燥と紫外線対策に重点を置いいた方法を3つ紹介していきます。

UVカットのリップクリームを使う

リジンUVカットリップクリーム

参照元:Quantum health

唇の乾燥対策としては、相当メジャーな方法なので

今更と言った感じもしますが、リップクリームでのケアが大変効果的です。

保湿をメインとしたリップクリームでも構いませんが

前述の通り、唇はバリア機能が失われやすい上に

紫外線を防ぐメラニンの量が十分ではありません。

口唇ヘルペスを再発させないためには

UVカット機能を備えたリップクリームの方が向いており

大半のUVカットリップクリームは普通の肌に使うものよりも

刺激を抑えたSPF20前後、PA++程度の製品が主流になっています。

SPF20は通常15~20分で始まってしまう日焼けまでの時間を

20倍延長してくれることを表す指標ですが、唇は塗ったリップが落ちやすいので

外出時などは3時間毎くらいで塗りなおしたほうが良いかも知れませんね。

また、これらのUVカットリップクリームは就寝時の使用を推奨していないので

寝ている間の乾燥が気になる方は普通のリップクリームを使いましょう。

因みに、上の画像のリップクリームは

アメリカのQuantum health(カンタム ヘルス)社製で

乾燥予防、UVカット機能の他にも、ヘルペス予防に効果のある

リジンが配合されている珍しい製品です。

唇に塗る使用方法から、リジンは飲む以外でも効果を発揮するの?

と思うかもしれませんが、肌に塗っても経口摂取並の効果は無さそうです

無意識に舌で舐めた時、おまけ程度にリジンが摂取出来る感じでしょうか

普通ならイロモノ商品として扱われそうですが

意外なことに口唇ヘルペスの予防効果は高く

リジン以外にもプロポリスを含む14種類の栄養素が配合され

使用者の評価も高い不思議なリップクリームです。

マスクを使う

マスク

マスク一つあれば、保湿からUVカットまで出来る大変お手軽な方法です。

マスクを使うと自分の呼吸に含まれる水分によって適度な湿度を維持でき

口全体を覆ってしまうので、紫外線の影響も受けません。

注意すべき点として、紫外線が強すぎるとマスクの形に日焼けする可能性があります

また、不衛生なマスクを使い続けたり、マスクが触れ続ける影響で

肌の一部がにきびや肌荒れになる場合もあります。

この方法は、口唇ヘルペスが発症した時の傷隠しにも使えますし

塗った後が白残りするアクチビア軟膏との併用にも効果的です

「メイクガード」や「メイクがおちにくい」などが売り文句の立体マスクなら

化粧やヘルペス市販薬・リップクリームがマスクに付きづらくなるので

さらに使い勝手が良くなります。

冬場の防寒を兼ねるなら、鼻まで覆うことの出来る

ネックゲイターやネックウォーマーを使うのも手で

私の場合、冬場はネックゲイターの方を愛用しています。

ビタミン剤を飲む

ビタミンB群を含むビタミン剤

ありきたりな方法ですが、リップクリームと併用する事で

かなりの予防効果があり、夏よりも冬に効果を実感します。

ビタミンB群やビタミンCは皮膚や粘膜部分を強化してくれる働きがあり

ヘルペスの予防に役立つリジンサプリメントとの相性が抜群です。

リジンが効かない!?ヘルペス予防効果をダメにする4つの行為
口唇ヘルペスや性器ヘルペスの再発予防に効果のある『リジン』ですが 4つの注意点を守って摂取しないと予防効果が十分に発揮されません リジンは効かない!!と感じている方はこれらに該当していないか確認してみましょう。

私の場合、リジンサプリメントの予防効果をしっかりと発揮させる目的で

たいして期待もせずにビタミン剤を飲み始めましたが

1ヶ月後くらいで冬に限らず一年中荒れていた唇が全く荒れなくなりました

皮膚や粘膜に対する効果は確かな様で、やたらと傷が早く治り

歯茎を含む口内の血色がとても良くなります。

市販のビタミン剤ならどれを選んでも効果はあると思いますが

有名処ではチョコラBBあたりがオススメでしょうか

とにかく安く済ませたいのなら、チョコラBBと成分がほぼ同じ

ジェネリックのビタミン剤を選んでも良いでしょう。

まとめ

冬の冷たい風は唇を含む肌の潤いを奪い

正常な肌のバリア機能の低下させてしまうことがわかりました。

唇は普通の肌よりもデリケートな構造をしており

乾燥する冬は口唇ヘルペスが再発しやすい部分と言えます。

口唇ヘルペスと一口に言っても症状は様々で

病名に反して唇に一切水疱が出来ない症状もある様ですが

今回紹介したUVカットのリップクリームやマスクを使った予防法は

唇に頻繁に水疱が出来てしまうタイプの口唇ヘルペスには

特に効果を発揮してくれるのではないでしょうか。

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