口唇ヘルペスの再発時に使うアクチビア軟膏や
アラセナSなどのヘルペス市販薬は第1類医薬品に属し
薬局で購入するためには薬剤師の確認と指導を受ける必要があります。
この薬剤師とのやりとりは既に何度も購入している場合でも必要になり
安全の為とは理解していても、いささか煩わしく感じます
実はこれらのヘルペス市販薬はネット通販でも購入でき
薬局を直に利用するよりも、少ない手間で気軽に注文が出来るようになっています。
ヘルペス市販薬を含む第1類医薬品のネット通販は
最近まで、楽天市場とYAHOO!ショッピングのみでしか利用出来ませんでしたが
ようやく、ネット通販最大手であるアマゾンで販売が開始され
今まで以上に利便性が増しています。
アマゾンで注文する利点は?
急を要する場合を除けば、前述の通り
ネット通販は薬局で直に購入するよりも手間が掛かりませんし
大抵の場合、価格も実売店よりも安価な傾向にあります
ですが、ネット通販という性質上どうしても送料が負担となり
一定量以上のまとめ買いでもしない限り、価格面で実売店には敵いません。
楽天市場やYAHOO!ショッピングで購入する場合は
メール便対応のお店を選び、送料を低く抑えれば
ギリギリ許容範囲といった感じの価格になりますが
アマゾンの場合、プライム会員であれば単品で注文しても送料無料ですし
お急ぎ便や当日お急ぎ便、お届け日の日時指定など
他のサービスも追加料金無しで利用出来るため
もはや、実売店との差が殆ど無い状態と言えます。
プライム会員ならアマゾン以外は考えられないくらいに
手厚いサービスを受けられますが、たとえ非プライム会員でも
2000円以上の注文(Amazon.co.jp が販売、発送に限り)で送料無料になるのも
他の通販には真似の出来ない強みでしょうか。
因みに現時点でアマゾンで取扱いのある第1類医薬品は73種類で
ヘルペス市販薬はアクチビア軟膏のみのラインナップです。
アクチビア軟膏は最も有名なヘルペス市販薬ですから
選ばれた理由も納得がいきますが
今後はヘルペシアクリームやヘルペエース
アラセナSクリームやアラセナS軟膏など
他のヘルペス市販薬の取扱にも期待したいですね。
アマゾンでの第1類医薬品の買い方
アマゾンの『ドラッグストア・ビューティー』カテゴリーの医薬品内で
第1類医薬品が取扱われていますが
アクチビア軟膏は上画像の様に『皮膚用治療薬』に分類されています。
注文方法は通常の商品と全く同じで、カートに入れた後レジに進むだけですが
注文を確定する前に確認事項の入力を求められます
今回はアクチビア軟膏を例にしていますが
痛み止めのロキソニンから殺虫剤のバポナまで
第1類医薬品の確認事項は、ほぼ共通した仕様になっています。
確認事項には2ステップあり
一つ目は上画像の様に『ご使用者状態チェック』となります。
【1】年齢
【2】性別
【3】どのような症状に使用しますか?
【4】医薬品によるアレルギーや副作用は経験はありますが?
【5】医療機関受診中または医療機関受診していないが
現在かかっている病気または使用している医薬品(市販薬含む)がありますか?
【6】この医薬品または同じ使用目的で他の医薬品の使用経験はありますか?
【6-1】服用・使用した医薬品名、時期、頻度、目的等を
可能な限り詳細記載ください
【7】この医薬品について薬剤師に確認したいことがありますか?
項目は上記の7つで、これら全てを入力しないとエラーとなり注文が出来ません。
【6-1】以外の確認事項は2択になっているため
特に迷う事はありませんが、【3】は『口唇ヘルペスの再発』
【4】は『いいえ』【5】は『いいえ』【6】は『はい』【7】は『いいえ』
と問題がなければ、ほぼ初期入力状態のままになると思います。
一番悩むのが、空白に文章を入力する必要のある
【6-1】の 服用・使用した医薬品名、時期、頻度、目的等を可能な限り詳細記載で
私の場合、前回の治療でアクチビア軟膏を使用していたため、以下のように入力しました。
『昨年末に口唇ヘルペスが再発し、治療のためアクチビア軟膏を使用しました
再発頻度は年2回程です。』
実はこの質問は【6】のこの医薬品または同じ使用目的で
他の医薬品の使用経験はありますか?を『いいえ』にすると
入力欄が消え、答える必要が無くなります。
楽天市場で注文した際の経験からすると【6】の質問は『はい』『いいえ』の
どちらでも恐らく注文可能ですが、ヘルペス市販薬の使用経験がある方は
【6-1】は出来るだけ入力した方が良いでしょう。
全ての項目の入力が済んだら、最後に『提出』をクリックします。
提出をクリックすると、確認事項の二つ目に進み
『お薬の説明と確認』について表示されます。
上画像の様に表示された説明書きや注意事項に一通り目を通し
問題なければ下部にある『お薬の説明を理解しました。薬剤師への質問もありません。』
にチェックを入れ、内容に疑問点や不安を感じる場合は
『薬剤師への質問があります。』にチェックを入れます。
最後に『次へ進む』をクリックすると、第1類医薬品についての
確認事項が終了し、通常の注文画面へと進みます。
ここから先は通常の注文と全く同じなので説明は割愛しますが
第1類医薬品の注文は上画像の様な流れになります。
入力に不備がなければ、大抵の注文はキャンセルされる事はありませんが
アマゾンには以下のような記載があり
薬剤師によるチェックはしっかりと行われている様です。
薬剤師が適正使用でないと判断した場合には注文をキャンセルさせていただきます。
ご提供いただいた情報の内容によっては薬剤師より直接確認をさせていただく場合がございます。薬剤師より「第1類医薬品の適正使用のご確認について」というメールをお受け取りになられました場合は、メールに記載されている指示に従って、薬剤師より説明を受けてください。一定期間内に適正使用の確認が完了しない場合は、適正使用の確認が完了しない第1類医薬品を含むご注文に含まれる全ての第1類医薬品のご注文をキャンセルさせていただきます。
まとめ
私はプライム会員ではありませんが
月イチで2000円以上の買い物をしている為
アマゾンで始まった第1類医薬品の取扱いは願ったり叶ったりです。
定番のアクチビア軟膏に続いて、効果の高いアラセナSクリームの取り扱いも開始され
第1類医薬品のアイテム数は日進月歩で充実してきています
あとは価格の問題ですが、送料を含めて考えると
楽天やYAHOO!ショッピングと比べても、あまり遜色はない印象ですね。
【第1類医薬品】アクチビア軟膏 2g ※セルフメディケーション税制対象商品