紫外線は口唇ヘルペスの大敵!?治ってもUVケア必須の理由とは

口唇ヘルペスの紫外線対策
スポンサーリンク
ヘルペス

再発を繰り返す事で知られる口唇ヘルペスは

神経節に潜伏感染している単純ヘルペスウイルス1型が

体の抵抗力や免疫力の低下に乗じて活性化する事で発症します。

このウイルスを活発化させてしまう要因のひとつが

日差しに含まれる紫外線で、過度な紫外線を防ぐ事は

そのまま口唇ヘルペスの予防に繋がります。

私も口唇ヘルペスに悩む一人ですが

幸か不幸か、趣味はウォーキングやトレッキングなどのアウトドア系です

当然、疲労が溜まりやすい行為ですし紫外線も浴びまくりな訳です

現在のようにUVケアを意識していなかった頃は

疲労プラス紫外線の相乗効果で、真夏に2日連続で活動をすると

かなりの高確率で口唇ヘルペスを発症していました。

スポンサーリンク

どうして紫外線が口唇ヘルペスに悪いのか?

一昔前ならいざ知らず、過度の紫外線がお肌に悪影響を及ぼすのは

誰もが知っている常識ですよね

ですが、なぜウイルスが原因である口唇ヘルペスにも影響してしまうのでしょうか?

調べてみると、紫外線が口唇ヘルペスを誘発することには触れていても

どのようなプロセスで発症させるのかについては殆ど情報がありせん。

UVケアさえ適切ならば、十分に口唇ヘルペスは避けられるので

そこまで詳しく知る必要はありませんが、何となく腑に落ちない感じです。

紫外線の悪影響は他にも山ほどあるので明確にはわかりませんが

紫外線が直接ウイルスを刺激して活性化するのではなく

免疫細胞に情報を伝える役割を持つ表皮のランゲルハンス細胞が

紫外線によるダメージで正確な情報を免疫細胞に伝えられなくなり

ウイルスや病原菌に対する抵抗力が低下してしまうのも一因かもしれません。

口唇ヘルペスに悩んでいるからといって

誰もが専門家になる必要はありませんし

誰だって小難しい話は遠慮したいですよね

とにかく口唇ヘルペスの再発を防ぎたいという方は

単純に『口唇ヘルペスに紫外線はNG』とだけ覚えておきましょう。

口唇ヘルペスの再発予防にUVケアは必須

口唇ヘルペスは紫外線は避ける

 

さて、明確な因果関係は不明なものの

口唇ヘルペスの再発予防には紫外線を防ぐUVケアが必須なのは間違いありません。

口唇ヘルペスは主に上半身に症状が出る単純ヘルペスウイルス1型が原因なので

顔以外にも腕や首などもUVケアの対象になります

私の場合、顔や口の周辺に日焼け止めを重点的に塗っていますが

腕まわりのUVケアは疎かになりがちです

その影響か、稀に指の節などにも軽度な水疱がポツリとでき

あらためて、単純ヘルペスウイルス1型は上半身なら

出る場所を選ばないんだなぁと痛感します。

UVケアの定番と言えば日焼け止めなどのサンスクリーンで

いざ使ってみようとお店に足を運んだものの

UVケアとは無縁の生活を送っていた私にとって

市販の日焼け止めに表示されている記号が

何を意味しているのか、さっぱり理解できませんでした

この辺の情報は女性とっては常識なのかもしれませんが

どの日焼け止めにもSPFPAの2つの指標が見て取れます。

調べてみると、SPFはサンプロテクションファクターと言う意味で

サンバーンと呼ばれる火傷のような炎症を引き起こす

UV-B(紫外線B波)を防ぐ効果を表す指標だそうで

30とか50とかの数字が書かれています。

紫外線があたってから日焼けするまでの時間は

個人差はあるものの通常は15~20分です

このSPFの数値が30なら30倍、50なら50倍その時間を遅らせることが出来る

という意味だそうで、例えるとSPF30の日焼け止めなら

1秒で灰になってしまうヴァンパイアが30秒まで延命できる事になります

短時間ですぐに日焼けして赤くなってしまう方はこの数値が大きいほど

焼けるまでの時間を延長できるという事ですね。

もう一つの指標であるPAはプロテクショングレイドオブUVAの略で

地味ながらUV-Bよりも皮膚の奥まで届いてしまう

UV-A(紫外線A波)を防ぐ効果を表す指標だそうです

効果は単純に「+」プラスマークの数で表され

最高は「++++」のプラス4つです。

UV-A(紫外線A波)は一年中そこそこの強さで降り注いでいるので

オールシーズンケアしたい方はこの指標を重視したほうが良さそうです。

簡単にまとめると

 

SPFはUV-B(紫外線B波)を防ぐ指標で

「30」などの数値は焼け始めるまでの時間に関連している

 

PAはUV-A(紫外線A波)を防ぐ指標で

最大4つの「+」マークの数で効果が表される

 

これを知ると、SFP50でPA++++の日焼け止めがあれば全て解決!!

となりそうですが、実際に使ってみると

日常での使用感や肌への刺激など、様々な要因が絡んでくるので

単純に数値だけでは選べないことが殆どでしょうか。

因みに私は「SFP50」「PA+++」の製品を使っていますが

特に不自由は感じていませんし、よくある衣類への色移りもみられません

予防に効果のあるサプリメントを常飲しているせいもありますが

真夏に連続で外出しても口唇ヘルペスを発症することは殆どなくなりました。

口唇ヘルペスが治ってもUVケアは欠かさずに!!

シミになりやすい口唇ヘルペスの傷跡

 

前置きが長くなってしまいましたが、実はこれからが本題です

口唇ヘルペスの再発防止にはUVケアが必須で紫外線はNG!!

実はこれ以外にもUVケアをしなければならない理由があります。

仮に、残念にも口唇ヘルペスが再発し

その後10日ほどで水疱が消え、傷の大半が癒えたとしましょう

ですがこの状態で紫外線を浴びると、もう一つのリスクが生まれます

これは口唇ヘルペスに限った事ではありませんが

傷がある、または治ったばかりの状態で紫外線を浴びると

シミになって傷跡が残りやすくなってしまうのです。

先ほど少し触れたUV-B(紫外線B波)を浴びると

皮膚の基底層にあるメラノサイトと呼ばれる細胞が活性化し

肌を小麦色に染めるメラニン色素が作られます

これが日焼けのメカニズムなのですが

傷口などの弱った皮膚には紫外線から肌を守るために

普通よりも過剰にメラニン色素が生成されてしまいます

普通の日焼けならお肌のターンオーバーで回復していくのですが

傷跡に集中してしまったメラニン色素は

そのままシミとして残ってしまいます。

ただでさえ口周辺に出来る水疱で嫌な思いをするのに

跡まで残るなんて最悪ですよね

しかも口唇ヘルペスは同じ場所に再発を繰り返すので

対応を誤ると、どんどんシミが濃くなって

回復不可能な状態になりかねません。

治りかけや治ったばかりの傷跡に刺激の強い

日焼け止めを塗るのは気が引けますが

傷跡をシミにしないためにUVケアは徹底しましょう

日焼け止め以外ではマスクの使い勝手が非常に良く

傷の目立つ口唇ヘルペスの治療時も含めて

マスクを活用している女性の方が沢山いますね。

傷がシミになってしまった場合はどうする?

不幸にも傷跡がシミになってしまい

嫌な思いをしている方もいるのではないでしょうか?

効果には個人差がありますが

口唇ヘルペスの傷跡とはいえ、シミはシミなので

一般的なシミ取り・シミ消しケアが応用できます。

傷跡消しに特化した市販薬として小林製薬のアットノンがあり

クリームタイプ、ジェルタイプ、ローションタイプ、コンシーラータイプなど

使い勝手の良いライナップがそろっています

本来は顔の使用を推奨していませんが、にきび跡を消すのにも効果があるらしく

口唇ヘルペスの傷跡に使っている方も多いです

シミだけでなく、治りたての赤みの残る傷跡にも効果があるので

外見的な治癒を早めるのにも使えます。

もう一つはシミ取り・シミ消しで何かと話題のハイドロキノンです

大半はクリームタイプで販売されていて

ハイドロキノンの含有量が多いほど効果が高いのですが

肌への刺激も強く、人によっては赤く腫れ上がってしまいます

初めての場合はハイドロキノンの含有量が2%程度の製品を選び

顔に使う前に腕などで反応を見てから使いましょう。

どちらの方法も効果を保障するものではありませんが

傷跡に出来てしまった消えないシミに悩んでいるなら

ダメ元で一度くらいは試してみてはいかがでしょう。

まとめ

私自身、最初は日焼け止めを常用する事に抵抗があったのですが

今では口唇ヘルペスの再発予防に日焼け止めが欠かせなくなってしまいました

治癒後も傷跡がシミにならないように

ちょっとした外出の際でもUVケアをしています。

どんどん生活習慣が女子化してしまっている気もするのですが

アウトドア趣味の私の場合、再発防止に確かな効果を感じます。

今回は触れませんでしたが

夏の紫外線と並んで、冬の寒風も口唇ヘルペスを誘因するそうです

紫外線と同じように、単純ヘルペスウイルスとの因果関係は不明ですが

冬は紫外線の他にも敵が増えてしまうのは確かなようです。

スポンサーリンク
ヘルペス
スポンサーリンク
ヘルペスの再発と予防法
ヘルペスバスター
タイトルとURLをコピーしました