ヘルペス予防に効果あり?『飲む日焼け止め』サプリの選び方

ヘルペス再発予防UVケア
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ヘルペス

良く知られていることですが、口唇ヘルペスや性器ヘルペスに代表される

単純ヘルペスが再発する原因のひとつに紫外線があります。

単純ヘルペスは一年で一番日差しの強い夏場に再発することが多く

年2回の再発が最も多いといわれる口唇ヘルペスも、この時期に再発が集中します。

口唇ヘルペスを患っている私も例外ではなく

夏場に少しでも油断すると、あっと言う間に症状が出てしまうので

ここ数年は外出前のUVケアは必須となっています

専らスタンダードな塗るタイプの日焼け止めを使っているのですが

2016年くらいから話題になり始めた『飲む日焼け止め』という

日焼け止め出来るサプリメントが少々気になっていました。

はじめは胡散臭く感じていましたし

そんな都合の良い物があるはず無い!!とも思っていましたが

調べてみると、なかなか真っ当な製品であることがわかります。

夏場のUVケアは汗との戦いと言っても過言ではなく

ウォーキングやポタリングが趣味の私にとって、大量の汗に影響されず

ヘルペス予防の紫外線対策がしっかりと出来るのは大変魅力的です

今回は紫外線が原因のヘルペス再発を予防することを目的とした

飲む日焼け止めの選び方についてまとめてみます。

紫外線は口唇ヘルペスの大敵!?治ってもUVケア必須の理由とは
再発を繰り返す事で知られる口唇ヘルペスは 神経節に潜伏感染している単純ヘルペスウイルス1型が 体の抵抗力や免疫力の低下に乗じて活性化する事で発症します。 このウイルスを活発化させてしまう要因のひとつが 日差しに含まれる紫外線で、過度な紫外線...
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『飲む日焼け止め』サプリには2つのタイプがある

シダ類(PLエキス)

 

ここ数年で人気に火が付いた影響で、飲む日焼け止めサプリには

国産、海外産を問わず沢山の種類があります。

ですが、各社それぞれに独自成分を含んではいるものの

基本となる有効成分は大きく2つのタイプに分類され

植物のシダ類が原料となるPLエキスを主成分とした

フェーンブロック(Fernblock)系と

ローズマリーや柑橘類のエキスを主成分とした

ニュートロックスサン(NutroxSun)系に

単純に分けられ、どちらも安全性の高い

天然由来の成分が原料となっています。

さて、どちらを使えばいいの?となりますが

ヘルペスの再発予防を目的とするなら

フェーンブロック(Fernblock)系の方が向いています

理由は単純にフェーンブロックを主成分とする

飲む日焼け止めの元祖ともいえるHeliocare(ヘリオケア)の公式HPに

紫外線によるヘルペス再発と関わりの深い

肌ダメージによる免疫力低下にも効果があると記載されている為です。

因みに日焼け止めやUVケアとなると、何かと美白と結びつけてしまいがちですし

フェーンブロック系には色素を沈着させない効果もありますが

飲む日焼け止めはフェーンブロック系にせよ、ニュートロックスサン系にせよ

これらは色素を沈着させない事よりも

肌を紫外線ダメージから保護することを重視しています。

この点を知らずに、飲んだのに日焼けした!!コレは効かない!!と落胆する方も多く

見た目が黒くなるという意味での日焼けを防ぎたい場合は

塗るタイプの日焼け止めを併用した方が確実でしょうか。

オススメの飲む日焼け止め4選(フェーンブロック系)

ヘルペスの再発予防に効果的なフェーンブロック系の飲む日焼け止めには

本家本元のHeliocare(ヘリオケア)以外に幾つかの種類があります。

どれを選ぶかの基準となるのが、有効成分のフェーンブロック含有量な訳ですが

現時点では、一日の推奨摂取量が明らかになっていません

人気の火付け役となったヘリオケアは1カプセルに240~480mg含有されているので

効果が望める推奨摂取量は240~480mgと考えて差し支えないでしょう。

実のところ、販売されている飲む日焼け止めサプリの大半で

フェーンブロックの含有量が説明されておらず

全ての成分をあわせた1カプセルあたりの容量しか明示されていません

意図的に紛らわしく表示されている場合も見受けられるので

1カプセルの当たりの容量と1カプセル当たりのフェーンブロック含有量を

混同しないように注意しましょう。

noUV(ノーブ)

飲む日焼け止めサプリメント『noUV(ノーブ)』シリーズ

 

【内容量】10粒/90粒

【原産国】日本

【カプセル容量】250mg/310mg

【フェーンブロック含有量】不明

【用量・用法】2時間毎に1粒(30分前に服用) 一日1~3粒

【価格】2000円程度/10000円程度

 

noUV(ノーブ)は国産で人気も高く、どちらかと言えば

日焼けしたくないシュチュエーションにピンポイントで使用する製品です。

10粒入タイプと『noUV Care White』という90粒入りのデイリータイプがあり

それぞれ1カプセル当たりの容量が異なっています。

残念な事に、肝心のフェーンブロックの含有量が表示されておらず

公式ページの説明もかなり淡白な印象ですが

10粒から購入できるので、年に数回あるイベントや旅行など

普段はあまり日差しを浴びないような方が使用するのに向いています。

noUV(ノーブ)は1粒で効果は2時間と

かなり現実的な効果を謳っている部分に好感が持てますし

効果を確実にするために日焼け止めクリームとの併用を推奨しています。

オルト やかないサプリ

飲む日焼け止めサプリメント『オルト やかないサプリ』

 

【内容量】30粒

【原産国】日本

【カプセル容量】530mg

【フェーンブロック含有量】不明

【用量・用法】一日1粒 (7日前からの服用を推奨)

【価格】3000円程度

 

オルトのやかないサプリはコストパフォーマンスに優れ

一日1粒の手軽さが売りの飲む日焼け止めサプリです。

フェーンブロック系とニュートロックスサン系の両方の成分を含有し

効果を発揮させるために、7日前からの服用を推奨しています

正直『一日1粒で24時間OK』という謳い文句は眉唾ものですし

noUV(ノーブ)と同様にフェーンブロック含有量の表示もありませんが

7日前から継続的に飲み続けるという部分が重要な気がしますね。

およそ一ヵ月分に当たる30粒入で3000円程度と

抜群にコスパが良いので、取り合えず飲む日焼け止めを試してみたい!!

と言った方に向いている製品でしょうか

こちらも日焼け止めクリームを併用した方が確実でしょう。

Heliocare (ヘリオケア) ウルトラ‐D

飲む日焼け止めサプリメント『Heliocare(ヘリオケア)』ウルトラ‐D

 

【内容量】30粒

【原産国】スペイン

【カプセル容量】約500mg

【フェーンブロック含有量】480mg

【用量・用法】4時間毎に1粒(30分前に服用)

【価格】5000~7000円程度

 

飲む日焼け止め人気の火付け役で、元祖とも言えるのがHeliocare(ヘリオケア)で

その中でも最も高い効果を誇るのがHeliocare (ヘリオケア) ウルトラ‐Dです。

ぶっちゃけ、このウルトラ‐Dさえあれば

他の飲む日焼け止めサプリが不要なくらいで

1カプセル当たりのフェーンブロック含有量もしっかりと明記されています。

余談ですが、フェーンブロック480mg含有で

4時間の効果が得られる訳ですから、240mgで2時間の効果が得られ

フェーンブロック含有量がわからないnoUV(ノーブ)は

推測で240mg含有ということになるのかも知れませんね。

 

飲む日焼け止めサプリメント『Heliocare(ヘリオケア)』シリーズ

 

因みにヘリオケアはアメリカ・ヨーロッパ・アジア向けに

それぞれ異なった商品展開をしており

種類が多く違いが分かり辛い状態になっています。

画像上段左がアメリカ向け、画像下段左と右がアジア向け

残りがヨーロッパ向けの商品ですが

細かい成分や内容量に違いはあるものの

肝心のフェーンブロック含有量はどれも240mg程度で

480mg含有のウルトラ‐Dには及びません。

これらはピンポイントで使うよりも毎日の服用に向いていて

その場合は、60粒入りで色素沈着を嫌うアジア人向けに成分調整された

ヘリオケア ピュアホワイト ラディアンス max240を選ぶと良いでしょう。

BIHAKUEN (ビハクエン) UV シールド


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
【内容量】120粒

【原産国】アメリカ

【カプセル容量】約350mg

【フェーンブロック含有量】480mg (3粒)

【用量・用法】一日3粒 (継続使用は4時間後に3粒を目安に追加摂取)

【価格】4000円程度

 

BIHAKUEN (ビハクエン) UV シールドは美白志向の日本人向けに特化した

ヘリオケア ウルトラ‐Dといった感じの製品で

前述の『ヘリオケア ピュアホワイト ラディアンス max240』と

コンセプトがよく似ています。

主要成分が共通しているため、効果はヘリオケア ウルトラ‐Dと比べても

遜色ありませんが、一回の摂取量が3粒である点は好みが分かれそうです。

価格は本家ヘリオケアよりも控えめで、ヘリオケアのジェネリック版ともいえますが

フェーンブロック含有量もしっかりと記載されている上に

一回の摂取量が3粒である以外に欠点らしい欠点が見当たらないので

錠剤を飲みなれている方や美白効果にも期待したいといった方には

かなりオススメで出来る選択肢です、こちらも日焼け止めクリームを併用しましょう。

まとめ

ヘルペスの再発予防に目的を絞って

飲む日焼け止めサプリを幾つか紹介しましたが

前述の通り、これらの日焼け止めサプリには

過度に日焼け跡(色素沈着)を防止する効果を期待してはいけません!!

この点だけは、しっかりと肝に銘じておきましょう。

個人的に一ヵ月だけ試しに使ってみるならば

やかないサプリ

短期間の使用でヘリオケアと似た効果を求めるなら

noUV(ノーブ)

コスパは二の次で、とにかく効果を重視したいなら

Heliocare (ヘリオケア) ウルトラ‐D

コスパ重視で美白にも期待したいなら

BIHAKUEN (ビハクエン) UV シールド

という選び方になるでしょうか。

日焼け止めクリームを併用しないと、色素沈着を完全には防げない部分に

不満を感じる方もいるでしょうが

男性の私としては、夏に肌が白すぎるのは嫌なので

ヘルペスを予防しつつ、安全に適度な日焼けが出来る

飲む日焼け止めサプリは大歓迎ですね。

因みに飲む日焼け止めの先駆者ともいえるヘリオケアからは

塗るタイプの日焼け止めも販売されていて

効果の指標とされるSPF値は驚きの90です。

 


ヘリオケアウルトラジェルSPF90(SPF50+)(HelioCare Ultra Gel SPF90(SPF50+))

 

現在は『SPF90』表記の製品と『SPF50+』表記の製品が混在している

少し紛らわしい状態ですが、両者の成分は全く一緒なので

今までの日焼け止めでは力不足だと感じている方や

ヘリオケアウルトラ‐Dとの併用を考えている方は

試してみてはいかがでしょう。

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